長崎県トピック

日韓の高校生交流事業「新・朝鮮通信使事業」を実施しました。

概要

 朝鮮通信使をテーマにした学習・交流を行うため、日韓の高校生が長崎県対馬市に集まりました。
 参加者は、学生による朝鮮通信使や日韓交流についての発表を聴いたり、長崎県学芸員の対馬と朝鮮通信使の講座を受講するなどして、日韓に関する理解を深めました。また、対馬厳原港まつりでの「朝鮮通信使行列再現」への参加、対馬の朝鮮通信使ゆかりの地のフィールドワークなどの体験を通じて、韓国に最も近い対馬特有の歴史や交流について考える機会となりました。

 学生たちはこの事業で初めて顔を合わせましたが、3日間ですっかり打ち解け、言葉の壁がありながらも、お互いの趣味や文化について、協力して教え合うなど、自発的な学習・交流を行っていました。

実施 主催/長崎県、共催/対馬市
日程 2018年8月4日(土)~8月6日(月)
場所 長崎県対馬市
内容 ○ガイダンス及び交流会
○対馬及び朝鮮通信使に関する講座
○朝鮮通信使に関する発表
○朝鮮通信使行列再現の参加
○朝鮮通信使ゆかりの地等フィールドワーク

参加者

日韓の高校生 49名

長崎県 長崎県立上対馬高等学校 1名
長崎県立対馬高等学校 7名
長崎県立壱岐高等学校 3名
長崎県立長崎東高等学校 2名
佐賀県 学校法人東明館学園 東明館高等学校 4名
福岡県 福岡県立糸島高等学校 3名
山口県 山口県立下関中等教育学校 2名
山口県立徳山高等学校 2名
山口県立柳井高等学校 2名
広島県 盈進(えいしん)高等学校 1名
滋賀県 滋賀県立虎姫高等学校 1名
釜山広域市 釜山白楊(プサン・ペグヤン)高等学校 21名

実施内容

1日目

・ガイダンス及び交流会
○日本側参加者の声: 頑張って日本語で話してくれたのが嬉しかった。自分も交流できるくらいの韓国語を身に付けたい。
●韓国側参加者の声: 意思疎通が難しかったが、ゲームをするなどお互いに配慮しながら対話する面白い時間だった。


ガイダンス


ガイダンス


交流会

2日目

・対馬及び朝鮮通信使に関する講座
・朝鮮通信使に関する発表
・朝鮮通信使行列再現への参加
○日本側参加者の声:日本各地の学生が対馬について調べて発表をしてくれたことに驚きました。 いろんな人たちが対馬に興味を持ってくれて嬉しかったです。
●韓国側参加者の声:ひとりで勉強すると退屈だし、おもしろくないが、友達の発表だとおもしろく、より深く理解できた。
○日本側参加者の声:(朝鮮通信使行列再現について)暑かったが地元の人から声をかけられて嬉しかった。
●韓国側参加者の声:(朝鮮通信使行列再現について)このような大きな行事に私たちが参加できて光栄で胸がいっぱいだった。


対馬及び朝鮮通信使に関する講座


対馬及び朝鮮通信使に関する講座


対馬及び朝鮮通信使に関する発表


対馬及び朝鮮通信使に関する発表


朝鮮通信使行列再現の参加


朝鮮通信使行列再現の参加

3日目

 ・朝鮮通信使ゆかりの地等フィールドワーク

○日本側参加者の声: 初めて万松院に行ってお墓を見れて良い経験になった。次は私たち高校生が案内できるようになりたい。
●韓国側参加者の声: 一度学んでみたかったので、直接聞き、知ることができてよかった。


フィールドワーク(ふれあい処対馬)


フィールドワーク(万松院)


フィールドワーク(万松院)


参加者全員での集合写真

 

 

一覧へ戻る

▲ このページの上へ